SAW

密室サスペンススリラー(でいいのか?)。いつも貸出中でなかなか見られなかった。「キューブ」と同じように低予算を逆手にとり、一部屋の中で物語が進行していく。主人公が気がつくと理由もわからず部屋に放り込まれているのは共通だが、「キューブ」が背景等の説明をほとんど放棄して部屋からの脱出だけに焦点を絞ったのに対し、「ソウ」は回想シーンや部屋の外にいる登場人物にストーリーを語らせたというのが大きく違う。これがプラスになった面もその逆もあると思うが、地下室の場面から回想シーンに切り替わると一息つくことはできた*1。突っ込みどころは多々あるが、わりと飽きずに楽しめた。ラストについては私は予想できず、やられた感つよし。あとややグロいので注意。★3.5個。

SAW ソウ DTSエディション CUBE ファイナル・エディション

*1:当然、緊迫感は失われた。